当社は、1972年の創業以来、刻々と変化する国際物流環境のもと、増加の一途をたどるリーファーコンテナの保守管理業務に携わってまいりました。
冷蔵品、生鮮品はじめ、医薬品、精密機器など、それぞれの貨物に最適な温度・湿度を保持しつつ、国から国へ、地域から地域へ、リーファーコンテナはあらゆる状況下で、時には苛酷ともいえる長旅を経て、積み込まれた貨物を必要とする人々の元へと届けられていきます。
当社は、コンテナターミナルに集積されたすべてのリーファーコンテナを適正な状態に保つため、コンテナの修理だけでなく出航前検査やユニット温度のモニタリングなど、リーファーコンテナのメンテナンス業務を専門に行なっております。これまで長年にわたり培った修理技術、ノウハウを次代へと継承していくために、今後一層切磋琢磨してまいります。
今、当社にとって最も重要な安全活動の強化については、社長を始めとして全社員が安全意識・危機予知行動を再認識し、細心の注意のもと日々の業務を遂行しております。
また、昨今わが国産業界で最も重要な課題となっている人材確保については、当社も例外ではなく厳しい状況にありますが、先般、グローバル化の一環として、初の外国人社員を迎え入れました。幸い優秀な人材に恵まれ、円滑な社内コミュニケーションも功を奏しております。これを機にさらなる人材確保に向けて活動していきたいと考えております。
今後も、経営の必須条件として「安全活動の強化」と人材補強・育成を重視し、技術の習得・錬磨に、全社一丸となって取り組んでまいります。


